プレデターラット2種
2014-07-23
ドゥーガル・ディクソンの「アフターマン」に登場する未来生物より、プレデターラット属のファランクスとラヴァンです。
人類による環境破壊によって現生の食肉目に属する中大型肉食動物、つまりオオカミやライオンの仲間は滅んでしまいます。またその仲間でありペットとして飼われているイヌやネコなどの獣も人間なしには生きられず滅んでしまいます。しかし自然が再び豊かになると、その生態的地位を新たに奪い取るべく進化してくるのがネズミの子孫たちです。
ファランクスは進化の結果、イヌやオオカミに近い動物になりました。群れをつくり、ラバックなどの大型の草食獣を襲います。
ラヴァンはキツネに近く、小型の哺乳類や鳥類を食べます。
一方、アラン・ワイズマンは「人類が消えた世界」において、ネズミは人間社会・都市への依存度が高いため人類滅亡後に勢力を伸ばすことはできず、逆に人間に飼われてはいてもネコは野生本能を失ってはいないため勢力を伸ばすと考察しています。
果たしてどっちが正しいのか…そもそも前提に違いがありますのでどっちとも言えませんが、何にせよそれを人間が見ることはありません。
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