ラバック
2014-06-11
2014-07-23
ラバックはドゥーガル・ディクソンの著作「アフターマン」に登場する仮想生物。「アフターマン」は人類滅亡後の生態の進化・変化を予想したSF読み物。超おすすめ。
さて、ラバックは、ウサギから進化した大型の草食哺乳類です。この世界ではシカは絶滅してしまったのですが、あるニッチ(生態的地位)が空位になると、それを埋め合わせるように別の動物が進出してくるのが自然の常でありまして、ディクソン博士はウサギがそこに入ってくると考えたわけです。
修練進化というやつでして、シカのような生態の生き物であるからにはシカのような形になっていくと考えられます。ラバックは草地や山地に適したひづめを手に入れました。でもまだウサギの要素も残っているようです。耳がいいってのは生態を変えても有利な特質として遺っていくでしょう。
自作ゲームでは序盤のザコとして出しましたが、氷雪マップなのでユキウサギからの連想でユキラバックという亜種を出しました。
氷雪地で適応した白い種が発生するのはホッキョクキツネやシロクマを見ても、ありうる事のように思われます。
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