ミルメコレオ


別称 ミュルメコレオ、アントリオンなど
ライオンとアリの子とされる魔獣です。中世の寓話では、ライオンの食べ物もアリの食べ物も食べられないため餓死してしまう…ということで、二股、二心を戒める存在とされています。イソップ童話で、コウモリが動物と鳥のどっちつかずをやって、どっちにも嫌われる話に似てますね。しかし、何も食えないなら、どうやって大きくなったんだろう。

出典元は聖書ですが、聖書にミルメコレオという魔獣が登場するわけではなく、ヘブライ語原典では単に雄獅子となっているのを、ギリシャ語に訳す時に間違ってアリライオンとしてしまったと言われています。なお、現行の日本語聖書では”雄しし”、英語では”old lion(年長のライオン?)”となっていて、登場しません。

ベルゼブブ


ベルゼブブ、別称:ベルゼバブ、ベルゼビュートなど表記揺れあり。
キリスト教・ユダヤ教に登場する大悪魔で、ハエの王という意味の名前を持っています。
元々は古代中東の神ですが、一神教のイスラエル人がユダヤ教を作り上げる過程で他教を貶めるため、”崇高”を意味する”ゼブル”を、”ハエ”を意味する”ゼブブ”に置き換えて呼び習わし、悪魔のイメージを植えつけました。(ベルの語源は”バアル”で”王”という意味です)
その後、近世に入ってから、サタンに匹敵する高位の悪魔だという解釈がされるようになりました。

宗像三女神


宗像三女神は日本神話に登場する女神「田心姫」「湍津姫」「市杵島姫」の総称です。宗像大社、厳島神社系神社の主神で、海路を守護する神だとされています。また水軍も司り、後々には一般的な武神として広く信仰されました。そのため、武芸の神とされる八幡神を祭る八幡宮(宇佐神宮を本社とする系列)でも、第二・第三の神として祀られています。

神話では、天照大神と素盞鳴尊の誓約において、天照大神が素盞鳴尊の十拳剣を噛み砕いて吐き出した時に生まれ、海路を守り天皇を助けるために地上に降りたとされています。

この神話の指す歴史上の出来事としては、古墳時代に、漁や船での輸送など海に関する仕事をしていた部族(宗像氏)が大和朝廷の配下となり、彼らの部族神もまた日本神話に習合され天照の子とされたと考えられます。


前述のとおり、宗像三女神は三柱とも剣から生まれた神であって、その時同様に勾玉から生まれた神は別の神なんですが、絵に違いをつけようと思って三神器モチーフの差分にしてみました。


 

オーブカリバー、ウルトラマンの武器なんですが、かなり古代日本の剣をモチーフにしてますね。