【冒険者の酒場】従士

従士/Agele
冒険者素材シリーズに下位クラス(職)が登場。
こちらは体育会系前衛下位クラス「従士」。文系魔法系下位スキルとして「徒弟」も用意しました。

ゲームによっては、戦士などの基本クラスの下にまだ何者でもない「ノービス(初心者)」「たまねぎ剣士」「すっぴん」「無課金」などが存在するものもあります。
騎士団・戦士団の見習い、半人前といった感じをイメージしています。
鎧の面積が小さいのは…ええと…鎧は自腹購入だけど、魔法に耐えられる金属は貴重でとても高いのでこれしか揃えられなかったんです。

クラス名について。
従士はヨーロッパ歴史学的には騎士の祖形になった古い身分制度の用語として使われるようですが、一般的な日本語でも供をする侍という意味があります。
AGELE(発音はアグールかエーグル?)は、古代スパルタの少年見習い兵のことです。
どっちも雰囲気なんですけど、ニュアンスとしては、下位ではあるものの奴隷や近世・近代的の兵隊ではなく、自由民の戦士という感じが伝わればいいかなと。

プリンセスとパンドラの箱

関連作品

→ デフォルメバージョン


オークナイト


オークナイト
オークの騎士、ではなくオークに乗った騎士、です。
ファンタジーの世界では、ドラゴンを駆るドラゴンナイト、ペガサスに乗ったペガサスナイト、果てはスライムナイトなんてのもいますので、オークナイトがいてもいいはずです。でしょう?


オークの描写は作品によって違いますが、武器を持っていることが多く、また群れで行動していることが多いように思います。つまり、知能が高く、社会性があり、なおかつ人間を乗せるほどの体躯がある。騎乗動物として有用性が認められるのではないでしょうか。
現実の生物ではどうでしょう? オークを亜人と考えた場合類人猿が近いでしょうか。ゴリラなどに騎乗するという話は聞いた事がありませんが、ニホンザルを飼いならして芸をさせる猿回しというのがあります。
オークを豚人と考える世界観もあります。人間が豚・猪に騎乗するというのは、ありそうだと思って調べましたが、意外と無いですね。ですが、野生や動物園において、猿が猪に乗って移動するというのはよく見られるようです。

前回の「肉鎧のオーク」が好評だったのですが、女戦士の子がずっとやられてばっかりでちょっとかわいそうになったので、逆バージョンも描いてみました。描いたのはこっちが後ですが、before/afterは、お好みの方で…。

プリンセスとパンドラの箱

肉鎧のオーク

肉鎧のオーク
オークの前に肉鎧の説明をしましょうか。
肉鎧とはなにか。人質を鎧として身につけることにより、人質を取り返しに来た相手が攻撃しづらくなる、人質が屈服したことを示威する、などの心理的効果を期待した外道戦術です。
絶望的な演出になるため、アダルト系、ダークファンタジー系でまれに見ることがあります。


肉鎧のオーク(衣装違い)
アップルの審査は面積の小さくてもそういうデザインですって服は割と審査を通りやすいけど、脱げかかったり破けたりしてるのは通りづらい(気がする)

人質を防具として使うというのは、本質的で利にかなってはいます。現実の戦争においては、身に付けるというのは流石に難しいですが、人質が前線に置かれ「盾」にされるということはあります。
また、人質ではないのですが、古代エジプトとペルシアの戦争において、ペルシア軍が盾に猫を縛り付けて戦場に現れたため、猫を神聖視するエジプト軍は攻撃できず敗走したという話も残っています。


肉鎧のオークキング
姫を肉鎧にし戦利品の王冠をかぶっており、身分が高いオークとみられる

さて肉鎧の説明は以上なのですが、ここでひとつ問題があります。それはオーク巨大化問題。肉鎧は仕組み上、身につける側は人間より相当に巨大な生物でなければなりません。しかし、オークというのは元来そこまで巨大さを誇る種族ではないのです。あれっ そう? って思いますかね? 
ファンタジー作品におけるオークの初出はこれまた指輪物語なのですが、そこでのオークは退化もしくは堕落したエルフを由来とする種族で、人間サイズ(もっと言えばエルフより小さくなってる)、灰色肌です。→参考画像


肉鎧をもたないオーク

ちゃんと調べたわけではないんですけど、いま日本で描かれるライトファンタジー作品のオークは、だいたい緑肌で巨大。でもこれ、ここ10年で急激にそういう風に統一・変化したイメージのような気がするんですよね。もうだいぶ前ですけど、自分のゲーム用に最初にオーク描いたときは、まだ巨大な種族というイメージなかったですもん。むしろ小さくて狡猾ですばしっこいゴブリン亜種のイメージでした。

緑の巨体を誇るオーク自体の初出はもっと少し古く、おそらくアメリカのレトロゲームの何かなのでしょう。アメリカにある緑色の巨人のイメージが混淆したものかと思います。

 
プリンセスとパンドラの箱

ケルベロス(しば)

ケルベロスはギリシャ神話に登場するモンスターで、冥府の番犬とされています。
複数の首(多くの作品ではみっつ)を持ち、たてがみのある巨大な犬や獅子として描かれます。
神話的な活躍はまあそこそこなんですけど、個性的なビジュアル、冥府(地獄)の番犬というキャラ立ちで、ゲームとかアニメとかの出番は多く皆知ってる感じなんで、あんまり追記するようなことはないですね…。

それにしても、冥府の番犬を設定したってことは、古代ギリシャでは既に犬が番犬として飼われていたってことですよねえ。
類似のモンスターは他の神話体系にも存在するらしいですが、神話同士の関係というよりは、番犬ってのがそれだけ古いってことなのかな。

ちょっとかわいい系いぬにデザインを振りすぎたので武装バージョン