町のネズミ

田舎のネズミ

ハムスター

世界中に分布する哺乳類動物です。ネズミの仲間には多くの種がありますが、カピバラなど一部の例外を除くとほとんどは小型の種で、ふつうに考えて冒険者が相対するモンスターとしては脅威ではありません。もちろんゲームの世界であれば、現実のものよりはるかに大きいネズミや、逆に主人公が小さな妖精である場合もありましょう。童話や昔話にもよく登場するので、メルヘン系のゲームにも出番があるかもしれません。

現実の世界では、ネズミは人類の歴史を通じ害獣であり、現代においても重大な脅威です。
第一に、穀物への食害です。人類は農業や貯蔵をはじめて間もない頃からネズミと戦っていました。弥生時代の高床式倉庫にはねずみ返しという対ねずみ防御が施されていたことがわかっています。高床式倉庫は縄文時代からあるので、ねずみ返しの歴史も弥生時代より前に遡るのではないかと想像できます。
第二に、ネズミは病原体を媒介します。多くの伝染病が知られていますが、特に猛威を振るったのがペストです。黒死病とも呼ばれる致死率の高い病気で、たびたび大流行し、ヨーロッパの人口を半減、人類の1/4が死亡、などの被害をもたらしています。

個人的な経験ですが、部屋にねずみが出ると本当に大変です…捕まえることも必要ですが、まず侵入経路を特定し絶つ、部屋に入れないことが重要です。

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