ミルメコレオ

別称 ミュルメコレオ、アントリオンなど
ライオンとアリの子とされる魔獣です。中世の寓話では、ライオンの食べ物もアリの食べ物も食べられないため餓死してしまう…ということで、二股、二心を戒める存在とされています。イソップ童話で、コウモリが動物と鳥のどっちつかずをやって、どっちにも嫌われる話に似てますね。しかし、何も食えないなら、どうやって大きくなったんだろう。

出典元は聖書ですが、聖書にミルメコレオという魔獣が登場するわけではなく、ヘブライ語原典では単に雄獅子となっているのを、ギリシャ語に訳す時に間違ってアリライオンとしてしまったと言われています。なお、現行の日本語聖書では”雄しし”、英語では”old lion(年長のライオン?)”となっていて、登場しません。

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