口裂け女は70年代の日本で発生した都市伝説に登場する、比較的新しい妖怪です。
夜道で、マスクをした若い女が「私きれい？」と聞いてくる…答え方次第で、耳まで裂けた口で貪り食われる、鎌で切られる、などと言われています。
wikipediaによれば、当時は社会現象になるほど社会を恐怖に陥れましたが、夏休みになると噂（子供たちのクチコミ）が絶たれたため沈静化したそうです。

何か最近、カゼでも花粉症でもないのにマスクしてる女子いるよね。
もしかして口裂け女…？

ところで、都市伝説ものでは妖怪が二択三択みたいな設問をしてくるというのがひとつのフォーマットになっています。「赤マント青マント」、「赤い紙青い紙」、「トイレの花子さん」もそうですね。これ、学校のテストへの恐怖感から生まれたからだという説があるそうです。だとすれば、夏休みになって口裂け女が出なくなったのは、むしろ勉強からの開放感から必要とされなくなったからなのかもしれないですね。テストできない悪夢は大人になっても見ると言いますし。ボクは原稿やってない悪夢のがよく見ます。
…あれ　夢じゃ…ない…？

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