竜鳳姫

竜鳳姫

竜鳳姫は中国の明代末から清代初めに実在した人物、武術家です。字が龍峰だったので竜鳳姫と呼ばれました。ただし、この絵は当然、当時の服などをあまり参考にしていない史学的にはウソ絵です。ていうか実際は「姫際可」 つまり”姫”ってただの姓なんですけどね。

当時、戦争に使われていた近接武器の中心は槍でした。そして竜鳳姫も、神槍と呼ばれたほどの槍の名手でした。 ところが戦争が終わり平和な時代になると、いつまでも槍を持ち歩いているというわけにはいきません。これでは不測の戦いにおいて身を守ることが出来ない! ということで竜鳳姫は徒手空拳の武術を開発します。(*)これが「心意六合拳」という拳法で、”形意拳”とよばれる、動物の動きを模す拳法の大元です。つまり現代においては健康法として親しまれている大極拳の先祖でもあります。

*それ以前にも中国には少林寺などに代表されるように拳法がありましたが、それらは「外家拳」、家の外、つまり出家した者、僧の修める技術でした。少林”寺”ですから。それに対し竜鳳姫が開発した拳法は出家とか関係ないので「内家拳」とよばれ、より一般民衆に広まりました。

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2件のコメント

  • はじめましてです。
    私はRPGツクラーの者です。
    質問ですが、だーつさんはモンスター素材を作るときは
    どのソフトを使っているのですか?

    • フォトショップです。

1件のピンバック

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