【冒険者の酒場】軽戦士
軽戦士(フェンサー)
基本職イラストの差分で、応用職のイラストも描きたいと思います。
というわけで戦士のバリエーションで軽戦士(フェンサー)。
フェンサーというのはゲーム以外の一般的な言葉の意味としてはフェンシングをする人という意味です。ラン→ランナーみたいな。RPGの世界ではレイピアやエストックといった細い刺突剣を使うスピード自慢の戦士というイメージです。オンラインゲームが流行ってから出てきた職種でしょうかね? 性能的にはちょっと違うかもしれませんがFFの赤魔導師とかもビジュアルはフェンサー的です。
軽戦士(フェンサー)という名前はともかく、鎧や盾を纏わず、細い刺突剣で戦う、というのはファンタジー世界だけのものではありません。むしろ、重くて動きづらい鎧を装備して町中やダンジョンを歩き回る方が、ゲームの世界の話です。
ヨーロッパの貴族や騎士たちは、普段は鎧を身に着けてはいませんでしたが、護身用の剣は装備していました。なかでも16世紀から17世紀にかけては細く軽い刺突剣レイピアが流行りました。この時代は暗殺や決闘が多く、実用的なものであったろうと思います。このスタイルがゲームの世界のフェンサーの元になったのではないでしょうか。
フェンサーは軽量快速がモットーなので盾は使いません。利き手と逆にはマンゴーシュやソードブレイカーといった小剣を持ち、相手の武器を受け流したり、絡め叩き落としたりする二刀流で戦います。
レイピア 細い片手用の刺突剣。
エストック 細いが、レイピアよりは太く頑丈な両手用の刺突剣で、鎧の継ぎ目を刺す為の武器。
ソードブレイカー 櫛状の切り込みの入った小剣 凹で相手の刃を受け止めて、ひねって折る
マンゴーシュ 柄にガードがついていて相手の剣を受け流すためのの小剣
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