スピノサウルス+かに
2014-09-04
棘竜スピノサウルス
スピノサウルスはティラノサウルスを越える大きさを誇る獣脚類最大クラスの恐竜で、(人間が知っている)恐竜の中でも最強なのではないかと考える人もいます。最強候補の一角であるティラノサウルスと比べて一回り大きく、ティラノサウルスの背中がスピノサウルスの腹くらい、ギリギリまたげないくらいの大きさです。デカい=強いこれは間違いない! しかし、牙やアゴなどの攻撃性はティラノサウルスに軍配があがります。スピノサウルスはおもに(自分よりだいぶ小さいであろう)魚を食べていたと考えられているからです。ゲームでどちらを強く設定するかは作者次第ですね。
形状的には帆を持っているという特徴があります。帆は強さには関係ないでしょうが威容はさらにあるでしょう。ところで帆といえばディメトロドンを想起される方が多いと思いますが、この2種には全くぜんぜん関係がありません。ディメトロドンは恐竜と哺乳類が分岐する前のグループに属していて、帆が直接受け継がれたわけではありません。また、時代もディメトロドンは古生代のベルム紀(3億年前)、スピノサウルスは中生代の白亜紀(1億年前)の生き物です。スピノサウルスから見たら現代の方が近いです。
ちなみにスピノサウルスという名前の意味は”棘竜”ですが、棘というのは帆の骨格を見て初期の復元者が棘があると思ったからだそうです。
スピノサウルスの亜種。背中に巨大なハサミを持つカニを共生させることで、高い戦闘力を手に入れた。(もちろん実際にはいません)
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