ゴート(地球の静止する日)
ゴート(地球の静止する日)
1951年のSF映画「地球の静止する日」に登場する、宇宙人のロボットです。
しかし侵略の為にやってきたのではなく、核戦争で地球を壊滅させかねない人類のために警鐘をならしにやって来たのです。目から光線を発して武器や戦車を溶かすほか、地球上の機械を全て止めるという神がかった力を発揮しました。
割とありがちな設定…と思われるかもしれませんが、1951年、白黒映画の時代にあって、侵略宇宙人じゃないとか人類を至上としない考え方とか、当時としては、ものすごい斬新だったわけですよ。
でもまあ映画のキャラでしょ? そうなんですが… その後、現実の世界にUFOや宇宙人を信仰する新興宗教が生まれてくるんですね。たとえば「ラエリアン・ムーブメント」っていうのがありますが、6万人の信者がいると言われています。崇めてるんだから当然ですが、ラエリアンの教義においても宇宙人は人類に警告を与える善神なんですよね。直接ラエリアンと「地球の静止する日」を結びつけるって話を書いているところは見たことがないんですけれども、ボクはラエリアンや他のUFO崇拝教団なんかに大きな影響を与えてたんじゃないかなと思っています。もしかもしたら実際に宇宙人がお告げを降したのかもしれませんけどねw
そんなわけで、単なる映画のキャラの枠を越えて、例えばメガテンあたりには出てきてもおかしくない神性を既に獲得しつつあるんじゃないかな、と思い取り上げる事にしました。
( ´-`)
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…と偉そうに書きましたが実はリメイク版しか観てないんですよね。そっちのゴートも描いてあるので次回をお楽しみに。
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